従来のマーケティングでは、「完成品」を売ることがすべてでした。
しかし、商品はつねに「コピー」されるもの。
売れた商品であればあるほど、他社も似たようなものを作ります。そのため、市場には類似商品が多数で回っています。
商品の質が似たようなものならば、最終的な判断は「安い商品」か「有名な商品」が選択されます。
薄利多売でも利益を出せる大企業、ブランド力のある有名企業が勝つ流れになります。
しかし、それでは弱者に勝ち目はありません。
そこで生まれたのは、想いや創作背景、ストーリーを共有することで、
商品の完成前から見込み客にファンになってもらうことです。
商品だけでなく、プロセスそのものに「価値」を付与する手法です。
代表例としては「クラウドファンディング」です。
商品開発に対する「新年、哲学、想い」をプレゼンすることで、そこに共感した人が出資し、商品開発へ結びつけます。
また、「ジャニーズ」では、ジャニーズJr時代から応援したファンたち。「なにわ男子」は私が育てたというファンもいます。
自分自身が応援し、課金することで、アイドル育成の一部に携わっていると考えるのです。
そのため、「完成したコンテンツ」をリリースし拡散するのではなく「コンテンツの制作段階」からフォロワーを巻き込むのです。
あなたの作りたいコンテンツではなく、「フォロワーが欲しいコンテンツ」を作成することが重要です。
コンテンツ作成自体にフォロワーを巻き込み、リリース前からファンになってもらうことが大事です。
さらにコンテンツ作成の「過程」をXで共有しましょう。
コンテンツの一部チラ見せ出もいいですし、目次の画像をUPしても良いでしょう。
肝となるノウハウ部分には「モザイク」をしてXにUPしても良いでしょう。
フォロワーの「興味」をリサーチし、実際に作成段階から作成の「過程」を共有し、巻き込んでいくことが大切です。
やること
フォロワーからアンケートを取り、ニーズを調査しましょう。
調査に基づきコンテンツを作成します。
その作成過程をXで共有していくと・・・興味を持たないわけはないでしょう。
ニーズ調査(アンケート)
目次の作成
表紙の作成
マインドマップ
コンテンツの一部をチラ見せ
企画の開催前に、成功するかが判断できてしまいます。
人が心を動かされるのは「なぜ(WHY)」である。
なぜあなたがそのコンテンツを作成したのか(しようと思ったのか)ということです。
努力しているのに成果が出ない人を救いたいと思ったから
ダイエットしているのに痩せられない人を助けたいと思ったから
「WHY」を伝えることで、フォロワーを巻き込み、コンテンツ完成前にファンを作り上げましょう。